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【グラミー】ゴールデンハニードワーフグラミーの飼い方

ゴールデンハニードワーフグラミーグラミー

ゴールデンハニードワーフグラミーは、人工的に品種改良された種です。

ショップで販売されてるものは養殖がほとんど。
原種はハニー・グラミーという、ゴールデンハニードワーフグラミーとは思えない体色をしています。

ちなみに名前が長いので、よく「GHDグラミー」と略されて呼ばれています。
それでは、GHDグラミーの飼い方をご紹介します!

品種改良された魚を自然界に戻すと「先祖返り」を起こすぞ。
原種に戻ろうとするわけだな。
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ゴールデンハニードワーフグラミーの飼育難易度

ゴールデンハニードワーフグラミーの飼い方はとっても簡単。
飼育難易度は低めです。

アクアリウム初心者でも飼いやすい種類ですよ。

成長しても体長は4cmほどと、グラミーの中でも小型の品種。

小型水槽でも飼育可能なサイズで、ゆったりとした動きと愛らしい表情でアクアリウム上級者にも人気があります。

また胸びれのあたりには「ラビリンス器官」というものがあります。

ラビリンス器官とは

魚の多くは水中に溶け込んでいる酸素を利用するが、ラビリンス器官がある魚は、空気中(大気)の酸素も利用できる。

なので、酸欠にも強い熱帯魚です。

ゴールデンハニードワーフグラミーは餌取りが苦手

性格は非常にマイペースで、泳ぎもゆったりとしています。
そのゆったりとした泳ぎが魅力の一つですが・・、ゆったりとしすぎて餌を取るのがとても苦手です。

餌を取るのが上手な魚と混泳させると、餌の取り合いに負けて餓死してしまうことすらあります。

実際に飼っていた事があるのですが、ネオンテトラなど他の熱帯魚に餌を取られることが多かったです。
取られても全く動じる気配がなく、「あ、取られたぁ、まいっか!」みたいな感じです笑。

他の熱帯魚と混泳させるときは、ゴールデンハニードワーフグラミーまで餌が行き届くようにする必要があります。

眼の前に餌を落とすか、複数の位置に餌を落としたりすると良いぞ!
ちなみに、それでも食べない事があるぞ!

ちなみに、個体によってはすごく貪欲な子もいます。
これは、人それぞれ性格が違うように、魚も1匹1匹性格が全然違います。

口が小さいので餌はフレークタイプがおすすめ!

ゴールデンハニードワーフグラミーは、身体の大きさに比べて口が小さいので餌を上手に食べられないケースもあります。

なので顆粒の餌やタブレットといった1粒が大きな餌よりも、フレーク状で簡単に砕けるタイプの餌がおすすめです。

ちなみに、自分が飼っていたときは、顆粒タイプの餌を与えていました。

しかし「口に含んでは吐き出す」というような行動が見られたため、フレーク状の餌に切り替えました。
そしたら吐き出すことなく、美味しそうに食べてくれるようになりました。

顆粒タイプの餌は、ゴールデンハニードワーフグラミーの口には大きすぎたようで、口の中でちぎって少しづつ溶かしながら食べていたんだと思います。

またフレーク状の餌は、砕けやすく、水槽全体に餌が行き渡りやすいです。
餌を取るのが苦手なゴールデンハニードワーフグラミーにぴったりな餌と言っても過言ではありません!

ただ、水を汚しやすい特徴があるので、水質悪化には注意しましょう。

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水合わせはしっかり行う

ゴールデンハニードワーフグラミーは丈夫な方ではありますが、水の急激な変化は大きなストレスです。
お迎え時の水合わせは時間をかけて行なったほうが良いです。

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ゴールデンハニードワーフグラミーの特徴

ゴールデンハニードワーフグラミーは、全身真っ黄色の体色と動く長いヒゲが最大の特徴で、尾びれに強い赤みが出る個体もいます。

ゴールデンハニードワーフグラミーが水草の間を優雅に泳ぐ姿は美しく、ヒゲを使ってコミュニケーションをする姿はとても可愛らしいので、見ていてまったく飽きることがありません。

環境に慣れてくると向こうから近づいてきてヒゲを伸ばし、挨拶をしてくれたり、指を水槽の中に入れるとヒゲを使ってつつい来るといった動作を行うほど、人に慣れる個体が多いです。

環境に慣れてくると、他の魚にもヒゲを使ってちょっかいを出す様子を見ることもできます。

さらにゴールデンハニードワーフグラミーは、水中でホバリングをしているような泳ぎ方をするので、飼育する際に他の魚とは少し注意しなければならない点があります。

水流が原因でストレスを溜めやすい

ゴールデンハニードワーフグラミーは、カラシンなどと違って体が縦に長く横に薄いという特徴のある体型をしています。

そして常に泳ぎ回るのではなく、「泳いで止まる・泳いで止まる」というような泳ぎ方をするので、水流が強いと流されてしまいやすい。

そのためフィルターの水流が強いと、ストレスを感じやすくそれが原因で死んでしまうことがあります。

対策法としては水草を増やして水流を弱めたり、水流があまり発生しないフィルターにするなどといったものがあります。

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不安だと隠れてしまいやすい

さらに、個体によっては一匹だと不安で前に出て来ない場合があります。

実際に飼育していたときも、最初は1匹で飼育していたのですが、他の魚を怖がっているのかなかなか姿を見せず、餌を取りに行けないことがありました。

2匹にすることで仲間がいて安心できたのか、水槽の前面に出てきたり、積極的に餌を食べにくるようになりました。
できればペア飼いか複数での飼育が良さそうです。

飼育データ

名称ゴールデンハニードワーフグラミー
学名Trichogaster chuna
難易度★★☆☆☆
カテゴリグラミー
大きさ約4cm
水質弱酸性〜中性
水温20℃〜28℃ ※推奨温度は25℃くらい
寿命約5年
価格3匹で¥1000〜¥1500

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ゴールデンハニードワーフグラミーの繁殖

ゴールデンハニードワーフグラミーの繁殖は比較的簡単で、環境さえピッタリと合えばアクアリウム初心者でも容易に増やすことができます。

オス・メスの見分け方は以下のような点をチェックしましょう。

  • オスはメスよりも発色がよい
  • オスは尾びれに向けてオレンジ色がかる(しかしたまにオスのように色の濃いメスもいます)
  • メスはオスよりも少し大きくなる

繁殖は単独水槽がおすすめ

他の熱帯魚と混泳していても、水温や水質が安定していて、ストレスが少なければいつの間にか繁殖していることもあります。

でも他の熱帯魚がゴールデンハニードワーフグラミーの卵を食べてしまうことがあるんです。
また他の熱帯魚が気になってストレスになり、ペアができてもなかなか産卵までいかないことも。

確実に繁殖させたいのであれば、ゴールデンハニードワーフグラミーだけの繁殖用水槽を用意してあげましょう。

どうしても水槽を別にできない場合は、浮草を入れることで卵を食べられにくくできます。
産卵床としての役割もあるので、繁殖狙いなら必須。

浮草を入れてあげよう

浮き草は泡巣を安定させるだけでなく、卵を他の熱帯魚や親から隠すという目的もあります。

しかしゴールデンハニードワーフグラミーの繁殖には欠かせない水草ですが、浮草は増殖速度がかなり速いものが多いです。

浮草が水面一杯に増えてしまうと、水中に光が当たらなくなって水草に影響が出てきてしまう可能性があるので注意してください。

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産卵後も注意が必要

ペアができると、ゴールデンハニードワーフグラミーのオスは、浮き草や水草付近、水槽の角あたりの水面に泡巣と呼ばれる巣を作ります。

泡巣は水流で簡単に崩れてしまうので、浮草や水草で流れを抑えたり、フィルターの水の流れを変えるといった細かな気配りが必要です。

交尾によって産み落とされた卵は、オスが口に含んで泡巣へと運び、卵が孵化するまではオスがお世話します。
卵が泡巣から落ちたり、襲われないように見張りをしてくれます。

しかし産卵時に餌を与えるのを止めておかないと、卵を泡巣に運んだ翌日にオスに食べられてしまうことがあります。

またメスは、自分の産んだ卵に関して無関心で、泡巣を壊したり卵を食べてしまいます。
繁殖用水槽で産卵したら、メスはすぐに元の水槽に戻しましょう。

オスも卵を食べていたら元の水槽に戻します。

繁殖時期は、普段おっとりとしているゴールデンハニードワーフグラミーも、とても神経質になっているので、水槽をたたく等ストレスになるようなことは避けましょう。

稚魚の餌は植物性プランクトンなどの微生物がおすすめ

孵化した稚魚はとても小さく、孵化直後はブラインシュリンプですら大きすぎて食べることができません。
そのためインフゾリアというゾウリムシのような、植物性プランクトンといった微生物を与えましょう。

店舗の大きなアクアショップなら、店頭でゾウリムシ入りの水を販売してることもあります。
近くで入手できない場合は、ネット通販を利用しましょう。

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稚魚が大きくなってきたら様子を見ながら、栄養も豊富なブラインシュリンプを与えていきます。

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ゴールデンハニードワーフグラミーの性格

ゴールデンハニードワーフグラミーは、とても温和で臆病な性格です。
マイペースなところもあり、ぼーっとしていたり水草をヒゲでつついたりしています。

また、とても人懐っこく、慣れてくると向こうから近づいてくれます。

こんな性格なので、混泳相手も温和で縄張り意識の低い品種なら問題ありません。

しかし縄張り意識が強かったり、肉食性の強い熱帯魚が相手だと、いじめられたりかじられることがあるので、こういった品種とは混泳させないようにしましょう。

どうしても混泳させたいときは、すぐに逃げられるように、水草や流木などで隠れ家を作ってあげましょう。

ゴールデンハニードワーフグラミーの販売情報

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