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【活着系】ミクロソリウム・プテロプスの育て方

ミクロソリウム・プテロプス中景草

ミクロソリウム・プテロプスは、活着して利用する水草で、テラリウムでもよく利用されている水草です。
テラリウムに興味がある方は、一度くらい見たことあるはず。

自然界では岩などに活着して育っています。
ウィローモスと同じ「仮根」と呼ばれる根っこを使って活着しています。

実は日本の温かい地域でも見つけることができます。
これから温暖化がもっと進めば、日本の色んな所で見つけられるようになるかも?

おいおい・・。さすがにそれはないだろ!?
まだ沖縄とかでしか見れないぞ。
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難易度

ミクロソリウム・プテロプスは、光量も肥料もほとんど必要としません。

とっても丈夫なので難易度はかなり低いです。
アクアリウム初心者でも簡単に育てる事ができますよ。

もちろんCO2添加も必要ありません。
でも、少しでも添加してあげると成長速度が上がります。

また、成長速度が遅いので、水質が悪化していたり、強い光(太陽光など)が葉に当たっていると、様々な苔に覆われてしまいます。

特に厄介なのが髭苔で、駆除がとても難しく対処が大変です。

育てるのは簡単だけど「綺麗な状態を維持する」となると、難易度はそれなりに上がります。
そういった意味でもCO2はあったほうが良いかも?

また、目の細かいソイルのような通水性の悪い底床に直接植えてしまうと、病気になる場合があるので注意が必要です。

特に厄介なのが「シダ病」で、水温が高くて通水性が悪い環境で発生します。

水生シダ病の画像

0507sidabyo引用:https://www.geocities.jp/tos_2344848/index.htm

特に、水温が約28℃を越えると、シダ病になりやすいなんて言われています。
夏場はファンなどで、水温を下げるようにしてください。

アクアクールファン ビッグ
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冷えすぎ防止のために逆サーモも一緒に購入すると便利ですよ。

逆サーモとは、指定した温度以上になると電源がONになる機器だ。
冷却ファンと組み合わせると、指定温度以上で、冷却ファンが作動するなんて事ができるようになるぞ。
ちなみに、俺は、逆サーモ内蔵ファンを使ってたぞ。

また、通常のサーモスタットは温度が下がったら電源がONになります。
これはヒーターと組み合わせて使います。

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このシダ病の厄介なところは、隣接した葉にも感染すること。
シダ病になってしまったミクロソリウムの葉は、なるべく早くカットして念のため、周りの葉もカットしましょう。

シダ病とか聞くと難易度が高そうにも見えますが、注意さえしていれば大丈夫。
そんなに身構える必要はありません。

ミクロソリウムは葉から養分を吸収する力が強いので、シダ病予防のために根っこは底床に植えないほうが良いかも。

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特徴

大きく細長い緑色の葉を持っているのが特徴。


成長速度が遅いため、手入れが楽でレイアウトの維持がとても簡単です。

さらに、浮かべておくだけで葉から新しい株が出てくるほど生命力が強いのも特徴。

流木に活着したミクロソリウムは、本当に綺麗ですよ。
陰生水槽ではど定番!

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レイアウトは、アヌビアスやウィローモスなど、陰性植物同士を組み合わせた水槽がおすすめです。

また、成長速度は遅いですが二酸化炭素を添加するとそこそこ新芽を出してくれます。

  • ミクロソリウムが上手く育たない
  • 苔に覆われる
  • 数を増やしたい

なんて方は、CO2添加がオススメ!
見違える速さで、どんどん新芽を出します。

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ただし!他の水草と比較すると、やっぱり激遅。
コケだけは本当に注意してくださいね。

苔予防にはエビオトシンクルスが有効です。
糸状の苔はエビが食べ、葉に付いた斑点状の苔はオトシンが食べてくれます。

注意点は、どちらも硬い苔は食べてくれないこと。
髭苔や強くこびりついた緑の斑点状コケはあまり食べてくれません。

そこでコケ対策の最終兵器として「フネアマガイ」がおすすめです!

ミクロソリウムの特徴は、光量も肥料も必要ないけれど、とにかく成長が遅いこと。
コケ対策だけはしっかりしておきましょう!

育成データ

名称ミクロソリウム・プテロプス
学名Microsorum pteropus
難易度★☆☆☆☆
カテゴリ活着系
水質弱酸性〜弱アルカリ性
硬度0〜8
光量1灯
CO2添加無しでも可
価格1パックで¥300〜¥580

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植え方

自然界では、地中に根をはることは、ほとんどありません。
茶色い根のようなもので流木や石に活着します。

活着の方法は、水槽内でも表面がつるつるしていないモノや流木、石などに活着させて使います。

枯れている葉やシダ病になっている葉など、調子が悪い葉をカットして、適度な量に株分けをし、活着させたいモノの上に置いて、外れないように紐やビニタイなどで固定させます。

あとは水槽に入れるだけ。

水槽に入れた時に紐が目立って嫌!
なんて場合は、しっかり活着したら外してしまいましょう。

また、溶ける紐を使うと、外す必要もないのでおすすめですよ。

トリミングの仕方

古くなった葉や苔に覆われている葉をカットします。
シダ病になっている葉があれば他の葉にも感染してしまうので、発見したらすぐにカットします。

茶色い細かい根が目立つ場合は、目立つ部分だけをカットしてください。

増やしたい(株分けしたい)場合は、茶色い太い茎をカットすれば株分けできます。

また、葉の裏側に付着している茶色い種からも増やすことができます。

葉が増えて、通水性が悪くなってきたら、状態が良くても定期的にトリミングしましょう。

ミクロソリウム・プテロプスの販売情報

ミクロソリウム・プテロプスが購入できるショップ情報はこちら!

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