オトシンクルスは自然界では、石や水草にへばりついたコケ、枯れ葉等をひたすらモフモフしています。
見た目からもわかるように、ナマズの仲間です。
ナマズなので基本的に夜行性で、昼間は敵に狙われないように隠れてじっとしていることが多いです。
小言はさておき、一番言いたいのはオトシンクルスはかわいい!!
オレは「コケ取り」なんて、全く期待していないぞ。可愛いから必ず入れてるぞ。
飼育難易度
比較的丈夫ではあるものの、水温の変化にとっても敏感な面を持っています。
飼育難易度は低めだけど、油断は禁物。
特に、「新しい水槽に入れた時」「水換え時」は注意。
時間をかけて水合わせするようにしましょう。
ちなみに、私はこの方法で水合わせしています。
1回も失敗したことがありません。
水換えのときも、この方法で行っています。
とにかく「急激な変化」を抑えた方法なので、おすすめですよ!
また、人工飼料の食いつきが悪い個体が多いため餓死することが多々あります。
初めのうちは、餌付けが難しく感じるかも知れません。
ただ、水草がいっぱいある大きい水槽の場合、「新芽の柔らかいコケ」「溶けかけている水草」等の餌が豊富にあります。
なので、餌をあげなくとも大丈夫な事がほとんど。
小さい水槽で飼う場合は、注意ですね。
オトシンクルスは、水槽に付着する茶ゴケを好んで食べます。
水槽立ち上げ初期は茶ゴケも多いので、問題なし。
ですが、水槽が安定してくると、茶ゴケがあまりでてこなくなり、逆に硬いコケが増えてきます。
そうなると、小さい水槽だと餓死してしまうことがあります。
対策としては、
- 水草を多く入れる
- 数を減らす(30センチ水槽なら1匹、水草がいっぱいなら2匹)
- 餌付け
があります。
また、オトシンクルスは、水中を泳ぐことはほとんどありません。
底にいることが多いので、水質悪化の影響をもろに受けます。
定期的に水槽底面もバクテリアに影響がない程度に掃除してあげてください。
ちなみに、病気になると治療は困難で、ほぼ100%死んでしまいます。
特徴
コケ取り要員や枯葉の除去対策として導入されることが多いです。
アクアリウムをしている方の水槽には、ほぼ100%入っているのではないでしょうか?
口は、吸盤のようになっていて、水槽壁面にくっつきます。
尾びれを左右に振りながら、舐めとる様に苔を食べるのが特徴。
これ、本当にかわいいですよ!好きな熱帯魚No.3です。
ただ、髭苔などふさふさしたコケや頑固にへばりつく緑色の斑点状苔にはあまり効果は期待できません。
最も効果を発揮するコケは茶ゴケで、茶色く汚れた水槽が数日で綺麗になります。
ただ、水槽が安定した頃にはほとんど生えてこないので、水草が少ない水槽では餓死してしまうことがあります。
健康なオトシンクルスはお腹がぷっくり膨らんでいます。
もし、お腹が凹んでいたら餌付けが必要かも?
コケ取り要員としてだけではなく、特徴的な愛嬌のある見た目と面白い動きをするので、見ているだけでも飽きない魚です。
アクアリストの中には、オトシンクルスをメインで飼育している方も多くいるほど。
水草水槽をやっている方や、やりたい方には必須とは言いませんが、とてもオススメできる魚ですよ。
この可愛らしさをぜひ、知ってほしいです!
詳細
名称 | オトシンクルス |
---|---|
学名 | Otocinclus vittatus |
難易度 | ★★☆☆☆ |
カテゴリ | ナマズ |
大きさ | 約4cm |
水質 | 弱酸性〜中性 |
水温 | 20℃〜28℃ ※推奨温度は25℃くらい |
寿命 | 約3年 |
価格 | 3匹で¥600〜¥800 |
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その中でも飼いやすいのが「オトシンクルス」「オトシン・ネグロ」だ。
性格
とても温和で臆病な性格。
なので、どんな種とでも混泳可能です。
また、エビと生活圏が一緒ですが、ちょっかい出すこともありません。
逆にモフモフ中にエビとぶつかって、びっくりして逃げるくらいです。
注意点として、オトシンが弱っていると、他の魚やエビにつつかれることがあります。
弱っている場合は隔離するなど対策が必要です。
オトシンクルスの販売情報
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