熱帯魚をお迎えしたら、必ず必要な「水合わせ」。
でも、アクアリウム初心者は手順ややり方なんてわからないですよね。
そこで、今回は、水合わせの方法についてご紹介します!
熱帯魚やエビを水槽に迎える前に必ず必要なことですので、絶対に覚えておいてくださいね。絶対ですよ!?
ショップの水槽とお前の水槽では水温も水質も全然違う。
必ず「水合わせ」が必要だからな!
水合わせとは?なんで必ず必要なの?
魚は、生活していた環境が変化すると体をその環境に適応しようとします。
この「適応力」は、魚の種類によって全然違います。
同じ種類の魚でも1匹1匹、全く違います。
そして、環境が急激に変化すると、体が適応しきれずに調子を落としてしまう子もでてきます。
最悪の場合、そのまま死んでしまうことだってあるんですよ。
特に、エビ・オトシンなどは急激な水質の変化にとても敏感。
購入したばかりのエビをいきなり水槽にいれたり、一度に大量の水換えをすると次の日にはいなくなっていることが度々起きます。
これは、急激に水質が変化したことで、ショック状態(pHショック)になってしまうからなんです。
水槽に入れた直後、お魚やエビがなにかに驚いたようにガラスに衝突したり、暴れていたらpHショックを起こしている可能性アリ。
小さい魚や稚魚・稚エビは特に注意しないといけません。
こうした「pHショック」を防ぐためにも少しづつ水槽の水に慣れさせてあげる必要があります。
この水に慣れさせる作業のことを「水合わせ」と言います。
具体的にどのように水あわせをしていくのか、一つづつ説明します。
水合わせ5つの手順!
今回ご紹介するやり方は、自分の完全オリジナルです。
手間をなるべく減らして、お魚の負担をより軽減する方法です!
この方法で失敗したことがないので、この方法を紹介します!
お魚を袋に入っていた水と一緒にバケツに移す
このとき、あまり大きいバケツだと、水かさが足りない場合があるので注意してください。
具体的な水量は、ショップによって変わるので「コレくらいだ」とは言えません。
ただ、自分の場合は1リットルのバケツを使っています。
水量が足りない場合は、もっと小さいバケツを使います。
酸素の供給も兼ねてエアレーションをする
袋の水は、糞等で非常に汚いので、エアレーションを行います。
エアレーションには、酸素を取り込むのと同時にアンモニアを空気中に出す働きがあります。
水を浄化してくれるんですよ。
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少しづつ水槽の水をバケツに流す
エアチューブと一方コックをつなげて1方向にのみ水が流れるチューブを作成します。
エアチューブ側を水槽に入れて、コック側をバケツに入れます。
また、バケツは画像のように水槽よりも低い位置に設置してください。
バケツが上にあると、逆方向(バケツの水が水槽)に流れるぞ。
水槽に小さい魚や稚魚・稚エビがいる場合、チューブに吸い込まれてしまう可能性があるので、エアストーンを取り付けておくと安心です。。
水あわせで使う道具をセットにした商品があるのでおすすめですよ。
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水合わせ開始!
水槽側のエアチューブに水が入ると、サイフォンの原理によってバケツ側に水が流れ初めます。
もし水が流れない場合は、一方コック側を口で吸うと流れ出します。
吸えない場合は、一方コックのレバーを逆に回してください。
また、水槽の水が口に入らないように注意してくださいね。
このままでは、水が出る勢いが強すぎるので、一方コックのレバーで水量を調整します。
私は3~5秒に1滴ほど流していますが、早く終わらせたい場合はもうちょっと早くても良いかも?
調整できたら、3時間ほど放置してください。
バケツをタオルや蓋(フタ)などで暗くしてあげると、魚達も落ち着きます。
バケツの水がいっぱいになったら半分くらい水を捨ててください。
バケツから水槽に魚達を優しく移動する
3時間経ったら水合わせ終了です。
水槽の水とバケツの水の水温と水質がほとんど同じになりました。
専用のネットを使うと魚を傷つけずに楽に移すことができますよ。
最初の頃は、この移動にだいぶ時間かかった記憶があります。笑
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まとめ
魚をお迎えしたら、必ず必要な作業です。しっかり覚えておいてくださいね。
ちなみに、水合わせセットは水換え時にも利用できます。
網は水槽のお引越しや水草のトリミング時に出る葉を掬ったり色々なことで利用できますよ。
そう壊れるモノでもないので、自分もずっと同じものを使っています。
水槽を始めるなら必須アイテムです!持っていないならせめて1ペアは購入しておきましょう。