熱帯魚を買う前に、あなたの水槽にはあとどれくらい生体を入れることができるのか知っておく必要があります。
ですが、パソコンのハードディスクのように目で見てわかるものではありません。
水槽のキャパシティは、絶対にコレだと断言することはできず、フィルターのろ過能力・水草の数・バクテリア等、いくつもの要因によって変化します。
なので、明らかに過密だと思われる水槽でも魚にとって快適かは別として、病気になることもなく普通に飼うことができるのです。
しかし、そういった水槽は不安定で水飼え等ちょっとした変化で調子を落とすこともあり、出来るならば魚にとっても快適に暮らしてあげてほしいです。
そこで、一般的にこの程度であれば魚をいれても大丈夫といった基準が存在するので、その基準について紹介します。
水槽に入れられる生体の数
水槽に入れられる魚の数は、水量1リットルに対して小型の魚1匹と言われています。
例えば、60cm水槽にネオンテトラを入れたい場合、水量が約64リットルなので、小型のネオンテトラでは64匹入れられるということになります。
体長3~4cmの小型の熱帯魚の場合はこの計算でもいいのですが、中型や大型、エビ等はまた別の計算が必要になります。
注意点としては、バクテリアは急には対応できないので一度に入れることはせずに徐々に数を増やしていくようにしましょう。
水槽シミュレーション
水槽に入れられる生き物の数を簡単に計算する計算機を作ったので、参考にしてください。
なお、あくまでも魚の大きさ・特徴・水量から考えた計算なので、必ずしもコレが正解というものではありません。
水槽のろ過能力等によって大きく変化するので、あくまでも参考程度に考えてください。
沢山の熱帯魚を入れたい場合は、一度に入れるのではなく少しずつ入れるようにしてください。
この計算どおりに魚を入れて問題があったとしても、一切責任は負いません。