コリドラス・ハステータスの飼い方

コリドラスなのにあまりもふもふしないコリドラス・ハステータス。
小さくてとても可愛いですよ！

原産国は、ブラジルを流れるパラグアイ川です。全長が2,621kmもあるかなり大きな川なんですよ！

ちなみに、ハステータスに非常に似ている「コリドラス・ピグミー」がいますが、よく見ると全然違います。個人的にハステータスが好きです！笑

それではコリドラス・ハステータスの飼い方についてチェックしてみましょう！

コリドラス・ハステータスの飼育難易度

コリドラスハステータスはとても丈夫で、水質の急激な変化にも強いため、初心者でも飼いやすい魚です。
飼育難易度は低いでしょう。

また、コリドラスパンダやステルバイといった他のコリドラスとは違って、低床をほじくるようなことはあまりせず、基本的に中層付近を泳いでいます。

なので、極端に水質が悪化していない限り、水質悪化が原因でヒゲが溶けるようなことはあまりありません。

ですが、コリドラスなのは変わりないので、水草を弄ったり、時には低床付近で、餌を探すような行動をするときがあります。

なので、低床付近を生活圏としているコリドラスと同じように、低床には田砂など目の細かい砂を使うと良いでしょう。
底砂は、田砂が髭を傷めることなく、砂を掘って餌を探す姿も見られるので一番おすすめです。

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どの熱帯魚にもいえることですが、ショップから購入して水槽に入れる時が一番生体にストレスになります。

なので、導入時の水あわせは慎重に行なってください。

また、そのほか注意点として、底床付近を泳ぐ一般的なコリドラスは、強い水流を好む性質がありますが、ハステータスは体が小さいこともあり、あまり強い水流は好みません。

透明な体色に、尾に黒と白の斑があり、口にはコリドラス特有の髭が生えているのが特徴。

単体の見た目は地味ですが、底床や水草をつつく仕草が見られ、底床付近でホバリングしながら泳ぐ姿はとても愛嬌があります。

また、ハステータスは、テトラ系よりも群泳する性質があり、環境に慣れていても基本的に群れで泳いでくれます。
複数で飼って群れで泳ぐ姿を楽しんだり、コリドラスの可愛らしい仕草や見た目で購入する方が多いです。

また、底床付近を好むコリドラスは、あまり水草の相性がよくありませんが、ハステータスは、体が小さいことや中層付近を泳ぐことから、水草との相性も抜群です。

水草との相性が最悪のコリドラスでありながら、ハステータスは水草メインでやりたい方にもおすすめできる魚です。

特に、群泳しやすい特徴から大型の熱帯魚を入れなくても容易に群れてくれます。

たくさんの水草に囲まれながら群泳するハステータスは、とても美しく、水槽全体に一体感を持たせてくれるでしょう。

さらに、水槽全体としてみると美しいですが、熱帯魚に焦点を当ててよく見てみると、コリドラスならではの可愛らしい姿を見せてくれます。

「群泳する美しさ」「コリドラスならではの可愛らしさ」両方を兼ね備えた熱帯魚といっても過言ではないでしょう。

また、繁殖もテトラ系に比べると、容易にできることから、繁殖を楽しみたい方にもおすすめです。