【エビ】ヤマトヌマエビの飼い方

ヤマトヌマエビエビ

ヤマトヌマエビは、日本にも生息する大型のエビです。
漢字では「大和沼蝦」と書きます。

「大和」という名前の通り、日本の色んな川に生息しているんですよ。

私も大きなダムで目撃したことがあります。
他にもトゲナシヌマエビとかいろんなエビがいました。

アイツらめちゃくちゃ逃げるのが早いんですよね。
水槽でも、リセットするために魚やエビをバケツに移動させますが、エビだけなかなか捕まらない‥。笑

それでは、ヤマトヌマエビの飼い方について確認してみましょう!!

ちなみに野生の個体は年々減少しているぞ。
アクアリウムで需要が高いから乱獲されまくってるんだな。
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ヤマトヌマエビの飼育難易度

体が大きくエビの中でも特に丈夫な種類です。

私も発泡スチロール箱に入れてベランダの外で半年近く放置してしまったことがあります。
虫が入ってくるから、なかなか窓なんて開けないんですよね‥。

久しぶりにベランダに出てびっくり!!ヤバいヤバいと思ったのを今でも覚えています。笑

発泡スチロール箱を覗いて、またびっくり!!
半年近く水換えもせず餌もあげず放置していたのに全員生存していたんです。
彼らは何を食べて生き延びたのか?今でも疑問です。笑

大急ぎで水槽に移しましたが、何事もなかったかのようにツマツマしていました。

このように、放置でも飼育できるくらいヤマトヌマエビの難易度は低いです。
ただ、急激な水の変化や高温には弱いので、水槽に入れる時や水換えは慎重に行ってください。

飛び出しに注意!

ヤマトヌマエビは、エビの中でも群を抜くほど強い脚力?を持っています。
びっくりすると飛び跳ねる事があるので注意してください。

私も水槽の外で歩いているのを見て、絶叫したのをおぼえています。
あれは完全にアイツと同じ姿でしたよ・・。新聞紙でぶっ叩こうとしてしまいました。笑

飛び跳ねるだけでなく、フィルターやパイプをよじ登って脱走を図ることもあります。

そもそも脱走しようとするのは、酸欠や水質があってない時です。
暴れた拍子に水槽の外に飛び出してしまうんです。

よじ登って水面近くに行くのも酸欠が原因である場合があります。

対策はエアレーションをして、脱走しないようにガラス蓋で上を塞いでしまうことですね。

高温に弱い

エビ全般に言えることですが、高温に非常に弱いです。
水温が高いと、水に溶け込む酸素の量も減るので酸欠になる危険も高くなります。

最近の日本は気温が30度を超える日が多いですよね。
水量が少ない水槽では非常に危険です。

特に屋外で、コンクリートの地面に水槽を置いている場合、放射熱のせいで水温は非常に高くなる場合があります。

対策としては日陰で飼ったり、冷却ファンを使うこと。

ちなみに私は逆サーモスタットを使って「水温が上がったらファンを起動」と自動で温度管理をしています。

急激な水質の変化に弱い

これまたエビ全般に言えることですが、急激な水質の変化にとても弱いです。

水合わせをしないでいきなり水槽に放り込むと、バタバタと暴れて次の日にはピクリとも動かなくなります。

いくら丈夫だからといっても、水槽に入れる時は絶対に水合わせをしてください

また、水換えでも暴れることがあります。
私の場合、急激な水質変化を抑えるために点滴法で水換えをしています。

水換えについて:水換えの方法や水換え不要の水槽について
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残留農薬に注意!

これまたまたエビ全般に言えることですが…。薬剤に非常に弱いです。

新しい水草を入れたら、急に暴れだした!なんて場合は要注意!
すぐに撤去して、水換えをしてください。

質の悪いショップでは、水草の農薬が処理がされておらず、残っている場合があるんです。
気づかずにそのまま水槽に入れてしまうと生体に大きな影響を与えます。

もし不安なら、水草を水槽に入れる前にトリートメントしておくと安心ですよ。

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酸欠に注意!

これまたまたまた!エビ全般に言えることですが、酸欠に弱いです。

ヤマトヌマエビが上下に泳ぎだしたり、水面付近にいる場合は要注意!
すぐにエアレーションして酸素を供給しましょう。

特に注意が必要なのが水草を入れている場合です。
水草がたくさん入っていても、夜間時は光合成をしません。

逆に酸素を取り込んで二酸化炭素を排出します。
私達と同じ呼吸をしているんですね。

あなたが寝ている間に酸欠を起こして、翌朝水槽を確認したら…。
なんてことが本当によくあります。

水草があっても、夜間時はエアレーションをしてあげてください。
というか、水草がたくさんあるならエアーレーションしてください

夜はエアレーションの音ですらうるさく感じますよね。
水槽と寝室が同じであれば、エアレーションの中でも静かと言われている「水心」がおすすめですよ。

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また、エアレーションを付け忘れたということがないように、タイマーを使うと完璧です。夜になったら自動でエアレーションを行ってくれます。

私の場合は「エアレーション」「照明」「CO2」全てタイマーで制御しています。

リーベックス 24時間プログラムタイマーII
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ちなみに、上部フィルターとか外掛け式のフィルターであれば大丈夫かも。

環境によっては酸欠になるかもしれないので、念の為エアレーションしておくと安心ですけどね。

柔らかい水草や新芽をかじるので注意!

ヤマトヌマエビのメリットは、コケ取り能力が高いところですが、餌(コケ)が少ないと柔らかい水草を齧る(かじる)ことがあります。

というか、積極的に新芽を食べるヤツも居ます。

お腹が空いていると、髭コケも食べてくれるなんて話をよく聞きますが、私の環境では一度もありませんでした。

柔らかくて美味しい水草と硬くてまずいヒゲコケがあったら、柔らかくて美味しい水草を選びます。笑

人間でも、う○こ風カレーとインド風カレーがあったら、誰でも後者を食べますよね。「普通」なら。

もし、水草ばかり食べて困る場合は、ミナミヌマエビに変更すると良いかも。

まれに別のエビが入っている場合がある

まれにですが、ヤマトヌマエビを購入したのに実は全く別の種類だったなんてことがあります。

何も悪さをしなければ別に構わないのですが、エビの中でも絶対に水槽に持ち込んではいけない奴らが居ます

それが「スジエビ」「テナガエビ」です。

この2種類のエビですが…魚を捕食します。
泳いでる魚を捕まえて食べるんです。

ヤマトヌマエビとは似ても似つかぬほど獰猛なので注意してください。

対策は、信頼できるショップで買うこと、川で採取しないこと。

また、釣餌用のヤマトヌマエビは安くて大量に入っていてお得に感じますが、色んな種類のエビが混入している場合があるので注意してください。

区別がつかない方は絶対に買ってはいけません!

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ヤマトヌマエビの特徴

ヌマエビの中でも大型のエビで、成長すると5~6cmを超えほど大きくなるのが特徴です。
それ故に、非常に高いコケ取り能力を持っています

…が、アクアリウムに興味がない人が見ると気持ち悪がられます。

手足の動きと触覚が…その、言いにくいのですが、ゴキなんとかさんと同じなんですよね。笑
特に水槽の外に脱走したヤマトヌマエビは…もうやめておきましょう!

色は半透明な体をしている個体が多いですが、水槽の環境によっては黒くなったり、青くなったり変化します。

ヤマトヌマエビは、タコみたいに体色を変化させるんです。
黒い底床を使っていたら黒く、水草がいっぱいであれば緑に。

赤くなることもありますが、死期が近い場合も赤くなります。
赤くなったらほとんどの場合、復活しません。

とにかく貪欲にコケを食べるのが魅力!

ヤマトヌマエビの魅力はとにかくコケ取り能力が高いことですね!
繁殖が難しいのが難点ですが、それをカバーするほどコケを食べてくれます。

ちなみに、ヒゲ苔は木酢液を塗布すると赤くなって柔らかくなります。
この状態だとヤマトヌマエビでも食べてくれるようになります。

最初はアオミドロや黒髭苔で大変なことになっていた水槽も、ヤマトヌマエビを入れたら数日で解決した!なんて方もいるほどですよ。
私も最初の頃はヤマトさんの力を借りていました。

途中からミナミに浮気したなんて口が裂けても言えないな。

ヤマトヌマエビと相性の良い熱帯魚は?

熱帯魚 相性

エビなのでどんな魚とも相性が良いですが、弱っている魚がいると襲いかかります。
大型のエビなので、個人的に金魚など中~大型の魚と相性が良い気がします。

ちなみに無類の甲殻類好きであるアベニーパファーや凶暴で有名なバジスバジスとも混泳できます。
ただ、小さいヤマトはダメですね。捕食されます。

ヤマトヌマエビと相性の良い水草は?

水草 相性

柔らかい水草は食害を受ける場合があるので、硬い水草と相性が良いです。

例えば、食害を受けにくいアヌビアス・ナナとかミクロソリウムプテロプスはどうでしょうか。
どちらも硬い葉なので食べられにくいです。

ただ、エビはウィローモスみたいな水草が大好きです。
食害は受けるけど、こういう水草も入れてあげると喜んでくれますよ!

飼育データ

名称ヤマトヌマエビ
学名Caridina multidentata
難易度★☆☆☆☆
カテゴリエビ
大きさ約5cm
水質弱酸性〜弱アルカリ性
水温10℃〜28℃
寿命約3年
価格1匹で¥150〜¥180

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ヤマトヌマエビの繁殖

ヤマトヌマエビの赤ちゃんは、汽水(塩分が少し含まれている水)で成長する性質があるので、淡水水槽では絶対に繁殖しません。

淡水で抱卵、産卵することがありますが、汽水じゃないと育たないので繁殖はできません。

他にも稚エビの前段階であるゾエアの飼育が難しいなどの理由から、ヤマトヌマエビの繁殖は非常に難しいでしょう。

産卵用水槽を作る

まずはゾエアが成長できるように汽水水槽を作ります。

準備するモノ
  • 産卵床
  • エアレーション
  • 水槽(ゾエア飼育用の汽水水槽)
  • 海水の素
  • 比重計(塩分濃度を計るやつ)
  • 小さい水槽(母エビ隔離用のプラケース)

産卵床は、できれば水草が良いのですが、人工水草や棕櫚(シュロ)でもOK。
一般的にはウィローモスが使われることが多いですね。

海水の素は汽水を作るのに必要です。
比重計は、塩分濃度を計るために必要です。

汽水の作り方は、海水の元で普通の海水を作り、そのあと真水を半分くらい入れれば、海水50%の汽水ができます。

ヤマトヌマエビの場合、海水70%の汽水が良いみたいです。
なので上記と同じ要領で、1リットルの海水に300mlの水を入れて海水70%の水を作りましょう。

また、定期的に真水を補充しないと、蒸発してどんどん塩分濃度が高くなってしまうので、点滴法で水を補給します。

これで産卵用水槽の完成ですが、私もヤマトヌマエビの繁殖はわからないので、他サイト様を参考にします。

最後にURLを載せるので、詳しくはそちらを確認してください!

産卵~ゾエア育成

ヤマトヌマエビの産卵方法は淡水の川で抱卵し、汽水域で産卵します。

なので、卵を抱えた母エビを確認したら、一度小さい水槽(プラケース)に隔離します。
この時、びっくりして脱卵することがあるので、慎重に移動させてください。
同じ飼育水を使うとより安全かも。

小さい水槽で産卵が確認できたら、急いでゾエアを汽水水槽に移動させます。

ゾエアとは

エビになる前の「幼生」のこと。
ミナミヌマエビの場合、生まれた直後からエビの形をしていますが、ヤマトヌマエビは幼生の状態で産卵します。

ゾエアは汽水でしか育たないので、1~2日以内に汽水水槽へ移動させてください。

ココからが本番!
ゾエアから手足のある稚エビまで育成するのがとても大変です。

ゾエアはめちゃくちゃ小さいので、餌はグリーンウォーターを入れてください。インフゾリアでも良いですが、グリーンウォーターのほうが良いらしいです。

何度も脱皮を繰り返して、1ヶ月ちょっとで稚エビに変わります。

具体的な繁殖方法は下記サイト様を確認してください!

ヤマトヌマエビの繁殖について

ヤマトヌマエビの体色が変わるのはなぜ?

購入したときよりも色が変わっていることがありますが、その理由は主に2つあります。
1つが体調不良からくるもので、もうひとつが保護色からくるものです。

それぞれ違いをチェックしておきましょう!

「白」「赤」は体調不良からくる色の変化

体調を崩していると、透明な色が白濁したり赤くなります。
特に赤色は危険信号!近いうちにお亡くなりになる可能性が非常に高いです。

ただ元から赤っぽかったり白っぽい子もいるので、一概に危険とは言えません。

エビ類は体調を崩すとほぼ100%治りません。
水質悪化や水質の急激な変化には十分注意してください。

保護色からくる色の変化

ヤマトヌマエビは保護色を持っています。環境に合わせて色を変化させるんです。

例えば、半透明な体色だったのに緑がかった色になったり、黒っぽくなったり色んな色に変化します。
これは、環境に合わせて色を変える「保護色」であるためです。

ちなみに、白や赤色になる場合もあります。
体調を崩しているのか見分けが付きませんが、保護色の場合は問題ないので安心してください。

ちなみに私の環境では、青や黒くなることが多いですね。
白色はたまに見られる程度です。

ヤマトヌマエビの性格

食物連鎖の最底辺に位置するエビ類は基本的に臆病な性格です。
・・しかしヤマトヌマエビは体がでかいので、結構大胆な性格の子もいます。

いつもはおとなしくツマツマしているのですが、弱った魚がいると襲いかかります。
対策は病気になった魚や弱っている魚は隔離すること。

スジエビやテナガエビほど凶暴ではありませんが、念の為注意したほうが良いでしょう。

といっても餌が足りていれば、わざわざ襲うことはしないので、そこまで気にする必要はないと思います。

私もヤマトくんとは長い付き合いでしたが、襲っているところは一度も見た事がありません。

ヤマトヌマエビの販売情報

ヤマトヌマエビの飼い方が購入できるショップ情報はこちら!

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