【めだか】ブラック・モーリーの飼い方

ブラックモーリー グッピー/めだか

ブラック・モーリーの飼育難易度

ブラックモーリーはあまり水質にうるさくなく、丈夫な熱帯魚なので初心者にオススメの熱帯魚です。飼育難易度は低いでしょう。

ブラックモーリーの美しさを引き出すのなら、原産地である中南米地域の水質に合わせて、水槽も硬水・弱アルカリ性にする必要があります。

ですが、水槽内に水草が入っていると水質が弱酸性に偏るので、弱アルカリ性までいかなくとも中性に近いラインを保つようにしましょう

また、ブラックモーリーは、もともとは海水と淡水の混じり合う汽水に生息する「汽水魚」ですが、塩や海水をわざわざ混ぜる必要はありません。

ブラックモーリーは食欲旺盛で大食漢な熱帯魚で知られています。フンもよくします。

そのためグリーンネオンテトラやブラックテトラ、ラスボラ・エスペイなどの熱帯魚よりも水質の悪化が早い傾向にあります。

底砂掃除などメンテナンスはしっかり行なっていくようにしましょう。

メンテナンスを怠ると水質が悪化して、コケ大量発生・病気が起こりやすくなります。

特に活動域が低層のクーリーローチミナミヌマエビなどと混泳させている場合、水質悪化の影響が顕著に表れるので、注意してください。

餌は生餌も人工餌もなんでも食べます。

ブラックモーリーは、草食性が強い熱帯魚でもあるので水槽内に発生したコケの一種「糸状藻」や「藍藻」や水面にできた「油膜」も食べてくれます。

もちろん、ブラックモーリー全員が食べるとは限りません。食べない個体もいるし、進んで食べる個体もいます。
コケ対策で導入される方にも、全然食べてくれなくてダメだったなんて方も多いようです。

また、水槽内のコケ掃除目当てにブラックモーリーを入れる場合には、生餌や人工餌は与えないか少なめになるように調整してください。

エビでもそうですが、餌の美味しさがわかると、コケを食べなくなる可能性があります。

また、草食性が強いため、水槽内に食べられるコケがなく、餌も不足している状態になってくるとブラックモーリーは水草を食べることがあります。

パールグラスブリクサといった葉の柔らかい水草、水草の新芽を食べしまうことがあるので注意が必要です。

ブラックモーリーは近親交配を繰り返した結果、細菌感染に弱い傾向にあります。

もともとが汽水魚なので調子が悪い場合にはまず塩浴をすることをおすすめします。

ブラック・モーリーの特徴

ブラックモーリーは原種であるモーリーを品種改良して生まれた種類です。

モーリーは、他にもライアーテールモーリーやダルメシアン・モーリー、ブラッドオレンジモーリー、バルーンモーリーなどといった種類があります。

数あるモーリーの中でも黒い色のモーリーをブラックモーリーと呼んでいます。

ブラックモーリーの体の色は「メラニズム(メラノーシス)」という現象が起因となっています。

美容に詳しい方は知っている方もいる方は、あまり聞きたくない響きですよね。笑
犬や人間でも起きる現象で、メラニン色素が過剰生成されて肌が黒くなることを言います。

黒さの度合いには個体差があって、本当に真っ黒なものもいれば、斑紋が入っていたり薄くグレーがかっている子もいます。

黒といえば、ブラックテトラや、ブラックファントムがいますが、ブラックモーリはカラシンではなくコイ科。
なので、どっちかと言うと、プラティに近いタイプですね。

また黒い体色は、水草をより映えさせてくれるのもポイント。

緑で生い茂った水草の隙間を真っ黒なブラックモーリが優雅に泳ぐ姿は、とても美しいです。
まあまあ大きく成長するので、ポイント的な飼い方がオススメ。

ただし!水草との相性には少しだけ注意が必要です。

水草の新芽をかじる恐れがあることと、弱酸性の水との相性が悪いためです。

どうしても水草水槽に入れたい場合は、弱酸性に傾けるソイルは使用せずに、水質を中性に保つようにすること、弱アルカリでも育てられる水草を入れるなど、工夫が必要です。

黒髭コケにも有効な数少ない魚ですが、入れる際は慎重に検討してください。
ブラック・モーリー
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ブラック・モーリーの繁殖

ブラックモーリーの繁殖はとても簡単で、気が付いたら水槽内に稚魚がいた!なんてこともよくあります。

卵胎生のため卵を産み付けるのではなく、雌のお腹の中で孵化した稚魚が産まれます。

オスはメスよりも一回り体が小さく、オスには尾びれが変化してできた「ゴノポディウム」という棘状の交配器官でオス・メスを区別します。

ミッキーマウスプラティ、バルーンモーリーのオスメス判別方法の紹介

繁殖する上で気をつけてほしいのが、他の種類との混泳です。

ブラックモーリーはグッピーソードテールといった卵胎生メダカと交配することが可能です。

そのため、同じ卵胎生メダカと混泳させると、まれに混血種が生まれる可能性があります。

こういった混雑種は、繁殖能力を持たない場合が多いので、たくさん生まれることは基本的にありません。

仮に大量の繁殖に成功したら、新たな種類として名前がつくレベルです。(柴犬・秋田犬など犬によって名前があるのと同じように)

こういった混雑種は、ブラックモーリーの特徴的な黒が薄くなったり、あまり綺麗とはいえない体色になることが多いです。

産卵

ブラックモーリーは交尾から約1ヵ月程度でメスのお腹が大きくなります。

稚魚は小さいため親や他の熱帯魚に食べられてしまう可能性がありますので、産卵ケースを用意するか、産卵用の別水槽にお腹の大きくなったメスを移動します。

初出産のときは稚魚の数は少なく、出産回数が多くなるにつれ稚魚の数が多くなっていきます。体の大きなメスのほうが稚魚の数が多く、1回の交尾でメスは数回稚魚を産みます。

稚魚の飼育

ブラックモーリーの稚魚はグッピーなどのほかの卵胎生メダカの稚魚と比較すると、身体が大きく口も大きいので、細かく砕いた人工飼料をすぐに食べることができます。

ですが、生まれてしばらくは沸かせたブラインシュリンプや市販のグリーンウォーターといったものでもOKです。

餌をやり始めると水質の悪化が早まりまるので、1日数回、少な目に与えていきます。

残った餌は、スポイトなどで除去しましょう。

また、水換えも稚魚の負担にならないように、水換えの「回数を増やし」「量を減らす」ようにしてください。

稚魚は約1ヵ月でオス・メスの区別がつくようになります。

ブラック・モーリーの性格

ブラックモーリーは比較的性格のおとなしい熱帯魚なので、他の熱帯魚とも混泳が可能です。

混泳しているとブラックモーリーのオスが他の熱帯魚の尾ひれをつっつくようなしぐさをすることがありますが、これは攻撃しているのではなく、ブラックモーリーの繁殖行動に基づく追尾鼓動です。

しかしやや神経質な一面もあり、時には縄張り意識の強い個体が現れることがあります。

大人しい熱帯魚を餌やりの時などに威嚇することもあり、ブラックモーリー同士でも喧嘩することもあります。

追いかけられている他の熱帯魚が弱ったり、食欲が落ちたりしていないようであれば、とりあえず様子見で大丈夫です。

しかしあまりにひどいようなら、中~後背景向きの背丈の大きな水草などで隠れ家を作るか、ブラックモーリーを別水槽に移しましょう。

詳細

大きさ 約6cm・メス10cm
水質 中性~弱アルカリ性
水温 23℃~27℃
寿命 約3年
価格 4匹で¥475~¥800

ブラック・モーリーの販売情報

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執筆者:杠葉 狼(ゆずりは ろう)





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